極度の食糧難が伝えられる北朝鮮。コロナを恐れるがあまり国境を封鎖し、貿易を停止したことで海外から物資が入ってこなくなったことによる「人災」に他ならないが、脆弱な北朝鮮農業の実情を考えると、予見されたことでもある。

各地で食 ...

国際社会の制裁、相次ぐ自然災害と対応するインフラの不足、昨年1月からのコロナ鎖国による営農資材の不足など悪材料だらけの北朝鮮農業。そこに、ロジスティクスの抱える問題が加わり、北朝鮮では、1990年代後半の「苦難の行軍」以来の食糧難とな ...

太平洋戦争最末期の昭和20年7月、当時の青森県知事は、空襲を恐れて都市部から農漁村に疎開する者が増えたことを受け、これでは空襲時に消火に当たる者がいなくなる、28日までに元の家に戻らなければ食糧や物資の配給を停める、などと言った趣旨の ...

北朝鮮で6月に行われた朝鮮労働党中央委員会第8期第3回総会では、金正恩総書記が、食糧難に喘ぐ国民に軍糧米を配給せよ、という内容の特別命令書を発したとされている。

これに基づいたと思われる食糧の有償配給が各地で行われているが ...

深刻化する一方の北朝鮮の食糧難。米政府系ラジオ・フリー・アジア(RFA)の平壌の情報筋が伝えたこの情報に、その深刻さが如実に現れている。

「最近、食糧をはじめとする物資の不足事態がひどくなり、(平壌市内の)大同江(テドンガ ...

北朝鮮庶民を苦しめていた穀物価格の高騰が収まりつつある。

両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋は、今月8日に恵山(ヘサン)市民にコメが有償で配給されと伝えた。1キロ当たり4000北朝鮮ウォン(約80円)という、市 ...

現在、北朝鮮の庶民を苦しめている食糧難は、新型コロナウイルスの国内流入を極度に恐れるがあまり国境を封鎖し、貿易を停止させた国家による人災の側面が大きい。春窮期(端境期)を迎え、前年に収穫した食糧が底をついた「絶糧世帯」が急増していると ...

肥料、営農資材、労働力の不足、度重なる自然災害で毎年のように凶作となっている北朝鮮の農業。一向に改善する傾向は見られず、今年は例年にもましてひどい状況だと伝えられている。

気候のせいで稲作ができない地域が多い北朝鮮では、コ ...

今では発表されなくなったが、かつて北朝鮮の朝鮮労働党は共同スローガンというものを出していた。その年の政治・経済政策の目標をダラダラと並べたものだが、中には一見、奇妙に思えるものも含まれていた。2015年版のスローガンには、次のようなも ...

1990年代後半、北朝鮮を襲った大飢饉「苦難の行軍」では数十万人とも言われる餓死者が出た。人々はその苦境を、山を切り開いて畑を耕し、作物を栽培して食べ物を確保することで、なんとか生き抜いた。

食糧事情が落ち着くにつれ、人々 ...