北朝鮮北部の両江道(リャンガンド)は、平均海抜1338メートルの高地にあり、夏は清涼で冬は極寒となることから農耕には適していない土地だ。道の面積全体に占める農耕地の割合は6.2%に過ぎず、うち97.5%は畑だ。つまり稲作ができる地域は ...

北朝鮮の金日成首相(当時)は朝鮮戦争が休戦になってから間もない1956年2月、平安南道(ピョンアンナムド)の朝鮮労働党价川(ケチョン)郡委員会(現在は价川市)代表大会で「トウモロコシは畑の穀物の王だ」とのスローガンを掲げ、トウモロコシ ...

北朝鮮の金正恩党委員長は昨年末に開催された朝鮮労働党中央委員会第7期第5回総会で、「農業生産を画期的に増やす」ことについて指摘した。

(参考記事:「世界は新たな戦略兵器を目撃する」金正恩氏、党総会で宣言)

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凶作の続く北朝鮮の食糧事情は深刻さを増している。ここ数年、前年の収穫が底を付き食べ物がなくなる春窮期の訪れが早くなっており、平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋は、「絶糧世帯」が例年より早く、4〜5月には2〜3割、多け ...

世界食糧計画(WFP)は25日に公表した報告書で、2019年の北朝鮮への食糧支援に必要な資金5370万ドル(約57億6000万円)のうち、これまでに2980万ドルを確保したと明らかにした。当面、11月までの支援のためにさらに約2000 ...

最近、北朝鮮の朝鮮労働党の平城(ピョンソン)市委員会と人民委員会(市役所)が会議を開いた。議題は「農村動員労力を保証できないことについて」だったが、平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋によれば、その場で明らかにされたの ...

北朝鮮の現在の食糧事情を巡っては相反する2つの見方が存在する。食糧が底をついた「絶糧世帯」が続出し、国際社会の食糧支援が必要というものと、国際社会からの援助を引き出すために、北朝鮮は実際の状況以上に食糧事情をひどく見せているというもの ...

「絶糧世帯」。前年の収穫が底をつき、食べ物がなくなった世帯を指す北朝鮮の用語だ。例年なら、5月末や6月初めにかけての「春窮期」の後に発生する現象だが、今年は4月に入ってから現れている。北朝鮮の国民生活の深刻さを表していると言えよう。

今年1月末、北朝鮮の平安南道(ピョンアンナムド)の平城(ピョンソン)で非公開裁判が行われ、国家機密を漏らしカネを受け取った男性2人に死刑が言い渡された。

現地のデイリーNK内部情報筋によると、非公開裁判が行われたのは平安南 ...

1990年代後半の北朝鮮を襲った未曾有の食糧難「苦難の行軍」。国からの食糧配給を得られなくなった北朝鮮国民は、生き残るすべを知らずに次から次へと餓死していった。そんな中でもそれなりの配給を得ていた人たちがいる。北朝鮮の体制を末端から支 ...