国家元首が「でかした。褒美を遣わす」的なことを21世紀の今になってもやっているのが、北朝鮮だ。モノで人を釣る「贈り物政治」である。

最も卑近な例として、お菓子セットがある。4月15日の太陽節(故金日成主席の生誕記念日)など ...

北朝鮮の漁船が漁に出るには、出港許可証や出漁許可証などの書類が必要になる。当局は、コロナが海を通じて国内に流入するかもしれないとして、一時はこれらの許可証を一切出していなかったが、段階的に緩和され、再び出漁が可能になった。

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ゼロコロナ政策で完全に止まっていた貿易を、徐々に再開させつつある北朝鮮。国内の為替事情を見ると、一時期は北朝鮮ウォン高となっていたが、貿易再開の動きにつれて対中国人民元レートはウォン安に戻りつつある。外貨の価値が高まったことで、首都・ ...

北朝鮮の通り沿いに立ち並ぶ様々な店舗。八百屋、食堂、薬局などなど。しかし、一部を除いていずれもひとけがない。開店休業状態だからだ。

いずれの店も国営商店で、国家計画委員会が決めた量の商品を販売し、決められた額の利益を国に納 ...

方向が定まらない北朝鮮の農業政策。

農民の「やる気」を削ぐ集団農業を堅持しながら、農民に収穫の一部を与えることで生産性を高めようとする「圃田担当責任制」が導入されるも、今年に入ってから、従来の集団農業に回帰する流れとなって ...

北朝鮮の肥料生産能力は年間224万9000トン(韓国統計庁のデータ)。一方、北朝鮮で1年間に消費される肥料の量は155万トン(農業専門家の推計)だ。ならば、肥料が余っているかといえば、そんなことはない。

北朝鮮で実際に生産 ...

北朝鮮で、「謎の熱病」の感染が広がっている。首都・平壌や北部の両江道(リャンガンド)、平安北道(ピョンアンブクト)などの人が集まる勤労動員の場などで、発熱患者が発生している。

新型コロナウイルスの可能性があるが、金正恩総書 ...

ただでさえ深刻な食糧不足にあったところに、前年の収穫の蓄えが底をつく「ポリッコゲ」(春窮期)を迎えた北朝鮮。

各地からは深刻な飢えの状況が伝えられている。子どもたちは学校にも行けず、家族のために毎日山に入って山菜採りを余儀 ...

北朝鮮の人々の大多数は、市場での商売で収入を得ている。国営企業や行政機関に勤めていても、コメ1キロも買えないほどの月給しかもらえず、配給も出ないからだ。

金正恩総書記は政権の座に就いて以来、市場に対する規制をあまり行わず、 ...

市場に奪われた穀物供給の主導権を国の手に取り戻すことで、国民の統制を強めようとしている北朝鮮。市場での穀物供給を禁じ、全国に280カ所の糧穀販売所(国営米屋)を開設、または復活させ、そこに限って市場より安値で販売している。