中国依存度の高い現状を無視し「貿易に頼らない国づくり」を叫ぶ北朝鮮の愚策
2021年5月に北朝鮮の平壌で行われた、朝鮮職業総同盟第8回大会。金正恩総書記が大会参加者に送った書簡に、次のような一節がある。
労働者階級と職業同盟員が輸入病と他人への依存心を断固排撃し、徹頭徹尾われわれの原料と資材、わ ...
液晶テレビの転売に飛びつく富裕層、北朝鮮の深刻な格差社会
北朝鮮の首都平壌中心部にある高級外貨商店で先月末、高級液晶テレビが100台限定でディスカウント販売された。店頭には並び代行の人々が殺到し、大騒ぎとなった。
1990年代後半の大飢饉「苦難の行軍」以降最悪の食糧危機に見舞われ ...
「未支給の年金出せ」と役所で抗議活動に及んだ北朝鮮老人の絶望
北朝鮮では男性は60歳、女性は55歳から老齢年金がもらえるようになっている。その額は人によって異なるものの、最低でも月700北朝鮮ウォン(約11円)だ。極めて少額だが、食糧や生活必需品が安価で配給されていた時代には、生活に問題はなかっ ...
擦り切れた防寒服で氷点下30度の極寒に耐える北朝鮮の貧困層
寒波の到来で、今月中旬から北朝鮮の北部では最低気温が氷点下30度近くまで下がっている。比較的暖かい黄海道(ファンヘド)でも真冬日になるなど、韓国の南東部や済州島を除き、朝鮮半島のほぼ全体が厳しい寒さに見舞われている。
北朝 ...
絶糧世帯に陥った北朝鮮の夫婦、養子を泣く泣く孤児院に送り返す
北朝鮮の食糧事情は、前年に収穫した作物が底をつく春から初夏にかけて最も深刻となり、麦やジャガイモの収穫が始まる夏に幾分ましになり、コメやトウモロコシの収穫が行われる秋には豊かな季節が到来する――というのが、例年の流れだった。
「ブルーベリー取り」に目の色を変える北朝鮮北部の農民たち
ブルーベリーの一種、「トゥルチュク」(和名クロマメノキ)。北朝鮮国営の朝鮮中央通信によると、同国北部に当たる北緯40度以北の地域でよく育ち、北緯41度の白頭山周辺で特に多く取れる。
栽培が行われている一方で、野生のトゥルチ ...
スパゲッティとシャンパン生産で人民愛?金正恩氏の計画に北朝鮮国民怒る
北朝鮮の国営朝鮮中央テレビは、今月16日の20時半から1時間40分にわたって、朝鮮記録映画「人民のオボイ」を放送した。オボイとは親を指す文語的表現で、かつて金日成主席を呼ぶ際の枕詞として使われていた。この記録映画(ドキュメンタリー)は ...
食糧難の北朝鮮で「灰」を盗んでトウモロコシに替える人が続出
北朝鮮の故金正日総書記は1984年、「国土管理事業を改善強化することについて」という労作(金氏一家の著作)を発表した。この鶴の一声をきっかけに、植林、河川、道路、堤防の整備、環境保護などが強化されることになった。
1996 ...
「カエルも食べない水草」で飢えをしのぐ北朝鮮の農民たち
朝鮮語で「ケグリバプ」と呼ばれる植物がある。直訳すれば「カエル飯」となるが、日本語で浮草のことを指す。カエルの餌くらいの意味合いと考えればいいだろう。ただし、カエルは肉食であるため、浮草を食べることはない。そんな「カエルも食べない草」 ...
穀物価格をわざと放置して庶民を苦しめる北朝鮮
北朝鮮の穀物価格の上昇については、デイリーNKでも繰り返し報じているが、収まる兆しが見えないようだ。
麦の収穫の季節を迎えたにもかかわらず、コメ価格は昨年と一昨年の同時期と比べ4割以上も上昇し、7月以降も上昇を続けている。 ...
