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今回の記念行事にもアメリカのオバマ大統領、中国の習近平国家主席、韓国の朴槿恵大統領、そして日本の安倍晋三首相も招待されている。(関連記事

招待されている各国の国家元首が行事に参加し、金正恩氏の訪露が実現すれば、彼は今現在も噛みついている対立国家と肩を並べなければならないのだ。これは、北朝鮮国内の現地指導とはまったく意味合いが違う。

普段は、行く先々で「マンセー(万歳)!!」という人民大衆の(表向きの)歓喜に迎えられているが、国際行事となるとそういうわけにはいかない。いつものようにタバコを指にはさんで歩いたり、ポケットに手を突っ込んで振る舞うわけにもいかない。もちろん、訪朝したロッドマン氏と談笑したときのような軽率な行動は厳禁だ。

外交経験がまったくない金正恩氏が、いきなり各国の国家元首と同席するのは非常にあぶなっかしい。また、各国の国家元首も金正恩氏と柔やかに握手するというわけにはいかないだろう。