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北朝鮮は、党創立日の直前まで長距離弾道ミサイルの発射をちらつかせていたが、結局は発射せず。中国は、発射を断念させるために、劉氏を式典に出席させと筆者は見ている。

これに気をよくした中国は、北朝鮮との関係改善に手応えを感じたようだ。その後、中国はネットにおける正恩氏を揶揄するコンテンツの検閲を強化するなど、北朝鮮に配慮を見せている。

(参考記事:中国「金氏3代目の太っちょ」ネット検索禁止するも効果なし

モランボン楽団訪中というワナ

そして12月、中国側からの提案によって、金正恩氏の特使とも言えるモランボン楽団の訪中が決定し、中朝双方が歩み寄る雰囲気が高まった。

ここで、金正恩氏は第2のワナをしかける。