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米国がこうした脅威論を連発するのは、「THAAD(サード=高高度ミサイル防衛体系)」を韓国に配備するための推進圧力とするためであり、THAADがターゲットとするのは中国の弾道ミサイルであると一般的には考えられてきた。

ところが、ここへきてそれとは異なる動きも見られる。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)の報道によれば、中国の核専門家が米国の専門家との非公開の会合で、昨年末の時点で北朝鮮が「核弾頭20発」を保有しているとの見解を示したという。

中国は従来、北朝鮮の能力を過小評価していると見られてきたのに、現在の保有数を10?16個とする米専門家らの推計を上回る数を示したのである。

いま、米中が北朝鮮の核問題で同調する理由があるとすれば、それは何か。第一に思い浮かぶのは、北朝鮮が完全にロシアの「勢力圏」になってしまうことに対する警戒感である。

それもそのはずである。

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