故金正日氏は生前、頻繁に軍の「豚工場」視察が報道されていた。この時、北朝鮮の庶民たちの間で「もしかしたら、豚工場にミサイルを隠しているのではないか」というウワサが流れたが、その見立ては、あながち間違っていなかった。
今回の視察に同行したのが、ホン・ヨンチル氏(軍需担当党副部長)、ユン・ドンヒョン氏(人民武力部副部長)であることからも、「平壌弱電機械工場=平壌豚工場」が軍需関連工場と見て間違いない。
2年連続で同時期に訪れた理由は・・・
正恩氏は、昨年3月にもこの工場を訪れ、「工場で生産した製品が、大きな成果を出して需要も非常に高い」と述べながら「新製品の研究開発で大きな成果を収めた」と称賛していた。
今回の視察でも「独自の力と技術で我々のやり方の最先端の弱電機械製品を開発」と強調している。
「弱電機械製品」がどのような機械なのかは一切明らかにされていないが、単なる通信機器のレベルではなく、ミサイル開発や核開発に関わる重要な機器であるとの観測もある。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また、未確認情報だが、北朝鮮のミサイルに関連して気になる情報もある。