北朝鮮の労働新聞は17日、「拡大発展する朝露関係」というタイトルの記事を通じてロシアとの友好関係を報じた。

同紙は、「本日は、朝露経済的及び文化的協力に関する協定が締結された歴史的な日」としながら「66年前の1949年3月17日、わが国とソ連の間に経済的および文化的協力に関する協定(※)が締結された」と長年にわたって北朝鮮とロシア(ソ連)が交流を発展させてきたと協調した。

昨年11月の崔龍海(チェ・リョンヘ)氏の訪露についても、「特使(チェ・リョンヘ)は暖かく親善的な雰囲気の中でプーチン大統領と談話を行った。朝露2国間の互恵的な協力をさらに拡大発展させ、意義深い2015年に政治、経済、軍事などあらゆる分野においての交流と接触が、一層深化させようという双方の意志を再確認した」と良好な関係を伝えた。

さらに、「わが国とロシアは今年を『親善の年』と宣言した」としながら「政治、経済、文化をはじめとする様々な分野で親善協調関係を新たな高い段階へと発展させようとする二国政府の確固不動の意志を示している」と主張した。(関連記事

このところ、北朝鮮とロシアとの交流が目立つが、今回の記事を通じて改めて「蜜月関係」を強調した形だ。

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※北朝鮮とソ連の間で結ばれた「経済的および文化的協力に関する協定」について

「北朝鮮50年史(金学俊著)」によると、金日成氏は、朝鮮戦争(1950年6月25日〜1953年7月27日)前年の1949年3月3日、朴憲永(パク・ホニョン:朝鮮戦争後に粛清される)氏や6名の随行員とソ連のモスクワを訪れた。当時のソ連の指導者スターリン氏から朝鮮戦争の同意と支援を得るためだった。両氏はクレムリンで会談し、最終日の3月17日に「朝ソ経済文化協力協定」を締結した。

1946年8月28日、北朝鮮労働党(朝鮮労働党の前身)創立大会の様子
1946年8月28日から30日にかけて開催された「北朝鮮労働党(朝鮮労働党の前身)」創立大会の様子。掲げられている肖像画は左からスターリン氏と金日成氏(参考写真)