北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は8日、海上自衛隊の旭日旗(自衛艦旗)掲揚を巡る日韓の摩擦に絡み、「軍国主義者の凶悪な下心の表れ」だとして日本を非難する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
(参考記事:北朝鮮、自衛隊訓練の中止に気づかず非難)旭日旗の問題を巡っては、同通信もこの日、同様の論評を配信している。
労働新聞の論評は、「日本の反動層が海上『自衛隊』の艦船に侵略の象徴である「旭日旗」を公然と掲げて済州島に入ると言い張ったのは、朝鮮民族と国際社会に対する我慢できない冒とくであり、愚弄である」と反発。
また「日本が済州島で行われる『観艦式』に参加してもしなくても、朝鮮半島とアジア諸国をまたもや侵略し、踏みにじろうとする軍国主義狂信者らの凶悪な下心は決して変わらない」と決めつけた。