禁輸品目が増え、人や物の行き来が減ってしまったのだ。また、市場活動の停滞で、資金の流れも細ってしまった。
数年前に建てられたマンションの場合、昨年秋にはほぼ10万ドル(約1136万円)で取引されていた。それが今では7万ドル(約795万円)を下回った。わずか1年で3割以上暴落した計算となる。ちなみに、同じ物件か定かではないが、3年前の取引価格は3万ドル(当時のレートで約358万円)だと、デイリーNKは報じている。
(関連記事:「マンション1戸が3万ドル」北朝鮮の不動産取引が活発)そのような状況でも、デベロッパーである貿易会社は値段を下げようとしない。