北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は7月25日、開城(ケソン)愛国複合微生物肥料工場がカリチタン肥料150%、リン最近肥料は100%、目標を超過達成したと報じた。
それに先立つ17日には、平安南道(ピョンアンナムド)の順川(スンチョン)で、りん肥料工場の建設が始まったと報じた。報道が事実ならば北朝鮮の農業の現場は肥料であふれかえっているはずだが、現実には全然足りていない。
人糞を集めての堆肥生産は、北朝鮮の正月の恒例行事として知られるが、実際は年がら年中行われている。当局は先月、雑草を発酵させて作る草堆肥の生産を命じた。
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