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7月28日には、三水(サムス)郡の番浦(ポンポ)協同農場4作業班所属の夫婦が、草刈りの途中に木の下で雨宿りしていたところ雷に打たれて死亡した。また30日にはひとりの農民が、熱中症で倒れて死亡した。全国的に見ると、犠牲者の数は計り知れないだろう。

専門家によると、北朝鮮の肥料消費量は年間155万トンだが、生産量は50万トンに過ぎない。不足分は、中国に石炭を輸出し、その利益で輸入していた。しかし、中国は、国連安保理の制裁決議に従って、北朝鮮からの石炭輸入を停止している。

当局は、人々を動員して不足分を穴埋めしようとしているということだが、穴は埋まるどころか深くなるばかりだ。

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