北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は10日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の試射を示唆する署名入りの論説を掲載した。同日、朝鮮中央通信が報じた。

論説は、「われわれが米本土の任意の所を精密打撃できる大陸間弾道ロケットの発射を断行する場合、核脅威・恐喝と戦争挑発を基礎とする米国の対朝鮮敵視政策が終末を告げるためである」と指摘した。

さらに、「われわれが最近行った戦略兵器試験はチュチェ朝鮮が大陸間弾道ロケットを試射する時刻が決して遠くないということをはっきりと実証した」と述べた。

また、「われわれの大陸間弾道ロケットはわれわれの最高首脳部が決心する任意の時刻にチュチェ朝鮮の尊厳と千万軍民の心の中で高鳴る決死の覚悟を積んで必ず広々とした大空に力強く飛び立つであろう」と主張した。

そのうえで、「そして、大成功という戦勝ニュースで米国の対朝鮮敵視政策の破綻を峻厳に宣告するであろう」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 米国の対朝鮮敵視政策の破綻は歴史の必然

【平壌6月10日発朝鮮中央通信】10日付の「労働新聞」は署名入りの論説で、去る2月、地対地中・長距離戦略弾道弾「北極星2」型の試射に完全に成功した時からほぼ4カ月という短期間に、朝鮮はチュチェの核強国建設史に特記すべき偉大な出来事を多発的に、連発的にもたらしたと強調した。

同紙は、これは世界の核強国建設史で見られない奇跡的成果であり、列強間のし烈な対決戦においてもあったことのない輝かしい大勝利だとし、次のように指摘した。

わが国で太平洋と米本土の中心を越えて大西洋と面している北東部ニューヨークまでの距離は10400キロ程度である。

こんにち、われわれにとってこれ位の距離は決して遠くない。

米国は、これが現実で証明されないかと不安に震えている。

われわれが米本土の任意の所を精密打撃できる大陸間弾道ロケットの発射を断行する場合、核脅威・恐喝と戦争挑発を基礎とする米国の対朝鮮敵視政策が終末を告げるためである。

トランプは今年の年頭に、米国に届く朝鮮の核兵器の開発が最終段階に至ることはないと横柄なほらを吹いた。

しかし、われわれが最近行った戦略兵器試験はチュチェ朝鮮が大陸間弾道ロケットを試射する時刻が決して遠くないということをはっきりと実証した。

空がそっくり崩れても、この惑星が粉みじんになるとしてもわれわれの大陸間弾道ロケットはわれわれの最高首脳部が決心する任意の時刻にチュチェ朝鮮の尊厳と千万軍民の心の中で高鳴る決死の覚悟を積んで必ず広々とした大空に力強く飛び立つであろう。

そして、大成功という戦勝ニュースで米国の対朝鮮敵視政策の破綻を峻厳に宣告するであろう。

米国の対朝鮮敵視政策の破綻はこれ以上、遠い未来のことではない。

目前の現実に迫ってきた。

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