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トランプ米大統領は6日、北朝鮮によるミサイル発射を受けて安倍晋三首相と電話で会談し、「最大限の軍事力で米国と同盟国を守る」と表明したという。軍事力で同盟国を守るための前提は、いかに北朝鮮の動きを正確に把握できるかだろう。しかし果たして、米軍はどこまで完璧な防衛体制を築けるのだろうか。筆者は軍事技術には詳しくはないが、どんなミサイルが何分間飛行したかを即座に把握できないレベルの分析力では、いかにも心もとない。

忘れてはならないのは、北朝鮮は核兵器を持っているということだ。仮に米軍のミサイル防衛が99パーセントの撃墜率を達成したとしても、100発飛んで来たら1発はすり抜けてくる可能性が残るということだ。