北朝鮮の朝鮮中央通信は17日、「自衛的措置として核には核で、大陸間弾道ロケットには大陸間弾道ロケットで立ち向かう」と主張する記事を配信した。

同通信は、「米国の利害関係によって、米国が一方的につくり出した二重的なものさしによって、ある国に対しては主権国家の合法的な自主権行使が『不法』に、自衛的措置が『挑発』に罵倒されるが、ある国に対しては何の制限もなく無事通過しているのがこんにち、国連舞台での現実である」と指摘。

また、「米国は世界制覇を追求しながら思想と体制が異なり、反帝・自主を志向する国々に対しては国際法と国際機構の使命と役割は眼中になく、二重基準適用行為をためらわずに働いてきた」と米国を非難した。

さらに、「われわれの核戦力強化措置は、世紀を継いできた米国の悪らつな核脅威・恐喝に対処した自衛的措置として核には核で、大陸間弾道ロケットには大陸間弾道ロケットで立ち向かうというわが軍隊と人民の決心を反映している」と強調した。

そのうえで、「われわれは今後も、われわれの社会主義制度を圧殺しようとする帝国主義・支配主義者の策動が続く限り、軍事力をいっそう強化し、われわれの力でわが国家の平和と安全を守り抜き、われわれが定めた路線に沿って屈することなく進むであろう」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

二重基準の極致 朝鮮中央通信社論評

【平壌1月17日発朝鮮中央通信】最近、一部の国々が大陸間弾道ロケットをはじめとする各種のロケット試射を競争的に行っている。

国際社会は、わが軍隊の経常的なロケット発射訓練はもちろん、国際法によって合法化されている平和的衛星打ち上げ権利の行使までも「挑発」と「脅威」にレッテルを貼り付け、ことごとに白昼強盗さながらの「制裁決議」をつくり上げてきた米国と国連安保理がこれに対しては黙っている事実に注目している。

米国の利害関係によって、米国が一方的につくり出した二重的なものさしによって、ある国に対しては主権国家の合法的な自主権行使が「不法」に、自衛的措置が「挑発」に罵倒されるが、ある国に対しては何の制限もなく無事通過しているのがこんにち、国連舞台での現実である。

不公正さと二重基準の極致であり、汚らわしい偏見であると言わざるを得ない。

国と民族が国際社会に対して負っている義務と国際関係において行使すべき権利は全く同じである。

二重基準の適用は極度の専横であり、現時期、国際関係の発展に百害あって一利なしである。

自主権と領土保全を守るための主権国家の自衛的国防力強化措置は、いかなる場合にも国際機構の非難と干渉の対象になりえない。

しかし、米国は世界制覇を追求しながら思想と体制が異なり、反帝・自主を志向する国々に対しては国際法と国際機構の使命と役割は眼中になく、二重基準適用行為をためらわずに働いてきた。

現時期、米国の無分別な核戦力の増強と現代化策動によって全地球的な不安定と核戦争の危険が日を追ってさらに大きくなっており、それに対処して各核保有国も戦略核戦力の量と質を改善している。

広大な領土と多くの人口、大きな経済力を持っている国々も、国家の発展と安全保障のために自らの核戦力強化を最優先視している時に、米国の直接的な核脅威を恒常的に受けているわが国が自衛的核抑止力を保有し、強化してきたのは不可避であり、至極正当である。

日ごとにエスカレートしている米国の核脅威と恐喝策動に対処して最近、われわれの初の水爆実験と各種の攻撃手段の試射、核弾頭爆発実験が成功裏に行われ、大陸間弾道ロケット試射の準備が最終段階に至ったことをはじめ、戦略核戦力分野で大きな成果が収められた。

われわれの核戦力強化措置は、世紀を継いできた米国の悪らつな核脅威・恐喝に対処した自衛的措置として核には核で、大陸間弾道ロケットには大陸間弾道ロケットで立ち向かうというわが軍隊と人民の決心を反映している。

われわれは、今まで米国が自国の利害関係によって二重的なものさしを振り回してわれわれに加えた国連安保理の不当な決議を絶対に認めない。

われわれは今後も、われわれの社会主義制度を圧殺しようとする帝国主義・支配主義者の策動が続く限り、軍事力をいっそう強化し、われわれの力でわが国家の平和と安全を守り抜き、われわれが定めた路線に沿って屈することなく進むであろう。

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