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北朝鮮で携帯電話事業を行っている、エジプトの通信会社オラスコム・テレコムメディア・アンド・テクノロジー(OTMT)は、金融子会社「オラバンク」が行ってきた、北朝鮮における金融業務の終了を決定した。エジプトの英字紙「デイリー・ニュース・エジプト」が報じた。

同社は4日に発表した声明で、米財務省の外国資産管理室(OFAC)の制裁に基づき、オラバンク平壌支店の閉鎖を決めたことを、エジプト証券取引所に通告したと明らかにした。

事業売却の情報も

これに先立ち先月28日、同社の取締役会は、オラバンクの平壌支店の活動が国連安保理と米財務省の制裁に抵触する可能性が高いと判断し、閉鎖の決定を下している。