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北韓人権情報センターとNKソーシャルリサーチが3月に発表した調査結果によると、北朝鮮に帰りたいと答えた人が全体の20.8%に達した。

おそらく、このような脱北者の苦境が、脱北を目指す人にも伝わっているのだろう。韓国経由で第三国に移住する人や、初めから米国やカナダを目指す人も少なくない。米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、今年に入って米国に入国した脱北者は15人で、累計では207人に達している。

また、カナダは今年3月末の時点で、459人の脱北者に難民の地位を与えている。これとは別に、人道主義定着プログラムを利用して、カナダの永住権を取得した人もいる。