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韓国に入国した脱北者がついに3万人を突破した。

韓国の統一省の発表によると、今月11日に脱北者7人が第三国を経て韓国に入国したことで、脱北者の累計が3万5人となった。

脱北者が初めて韓国に入国したのは1962年のこと。その後は長きにわたり、年間に韓国入りする脱北者の数は多くとも2ケタに留まっていた。それが急増し始めたのは、1990年代末の大飢饉「苦難の行軍」のころからだ。

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1999年に149人と3ケタに乗ると、早くも2001年には4ケタ(1114人)となった。2009年には2914人でピークに達し、2011年まで毎年2000人台を記録していた。ところが、ここから異変が生じる。