事件の重大性を考えると「2人は処刑される可能性が高い」と情報筋は伝えている。
さらに、同社では、今年の初めにも脱北事件が発生。デイリーNKは、この脱北者から話を聞くことができた。
「木蘭建設会社の労働者は細かい組(グループ)に分けられている。厳しい相互監視体制の下に置かれており、同僚に本音を明かすことは少ない。こうした状況で集団脱北が起きたのは非常に驚くべきことだ」
「社内でスマートフォンを隠し持っている人は、4割ほどいた記憶がある。ネットで北朝鮮の実情を知ったことで彼らは脱北を決意したのではないか」