北朝鮮の朝鮮農業勤労者同盟(農勤盟)中央委員会は24日、米軍の最新鋭高高度迎撃システム「THAAD(サード)」が韓国に配備されることについて、「(韓国の)農民の生の権利を無残に踏みにじり、全同胞に核戦争の惨禍を浴せかけようとする」ものだとするスポークスマン談話を出した。朝鮮中央通信が伝えた。
談話は、THAADが配備される星州(ソンジュ)では、「地域の農民の生命安全と生計に重大な危険が生じ、それによる経済的損失も莫大」になると指摘。
これに反対する地元農民の運動を支援し、「民族挙げての闘争を力強く展開していく」と訴えている。