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北朝鮮の政府系機関が、トンジュ(金主、新興富裕層)と「ツケ払い」で取引をしながらも、代金を踏み倒す事件が多発していると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋によると、事件は今年4月に起きた。平壌に所在する保衛部(国家安全保衛部:秘密警察)の外貨機関が、咸鏡北道の保衛部の幹部を通じて、水産物卸売商人ユさんに、巨額の水産物の取引を持ちかけたという。

「保衛部は『党大会に必要な物資だ、代金は大会が終わった後に支払う』と言ったので、ユさんは契約書にサインして、5万ドル(約533万円)分の水産物を納品した。しかし、党大会が終わっても保衛部はビタ一文たりとも払おうとせず、契約書にサインした保衛部の幹部も知らんぷり」