北朝鮮の核兵器開発を巡り、韓国発のニュアンスの違う情報が流れている。米CNNは「韓国政府当局者は7日までに、外国人記者団との会見で、北朝鮮が核弾頭を中距離弾道ミサイル『ノドン』に搭載できる大きさにまで小型化することに成功した可能性があるとの見方を示した」と報じた。

一方、韓国の韓民求国防相は6日、同国記者団とのインタビューで、北朝鮮が核弾頭の小型化を「達成したとは確認できない」と述べている。

いずれも「成功した」、あるいは「成功していない」と言い切ってはいないので、大意としては同じ話だ。しかし、「成功した可能性」をどの程度と見積もるかは、非常に重要と言える。なぜならこの問題こそが、日韓にとって「今、そこにある危機」に他ならないからだ。

(参考記事:金正恩氏が日本を「核の射程」にとらえる日

北朝鮮の核兵器開発は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発とセットで論じられることが多い。その理由は、「北朝鮮がいつ、米本土を核攻撃できるようになるか」が主眼となっているためだ。