訪米している中国の王毅外相は25日(現地時間)、「北朝鮮の核開発を阻止するためには、中国もいくつかの対北朝鮮制裁に乗り出さざるをえない」と明らかにした。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

王外相は、ワシントンDCの戦略国際問題研究所(CSIS)で行った演説を通じて、「国際核不拡散体制を維持するために、また北朝鮮の非核化のために(新しい国連安保理の対北朝鮮制裁案が採択されれば)、中朝間の交流に多少(to some extent)の影響があるだろう」と述べた。

一方、王外相は米朝が平和協定を締結すべきとしながら、朝鮮半島の非核化交渉と平和交渉は並行して行われるべきと主張した。

さらに米韓両国が導入を検討している高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備に関しては反対の意思を表明した。

王外相のTHAAD配置反対論に対して、戦略国際問題研究所(CSIS)のクリストファー・ジョンソン主任研究員は疑問を提起。「最近、南シナ海の人工島など防御用とし、レーダーなどの各種軍事装備を配備した中国が、北朝鮮の核の脅威に対抗する防衛兵器・THAADの配置を問題視するのは矛盾だ」と指摘した。

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