南北合同事業である開城工業団地が事実上の閉鎖となる中、北朝鮮住民の間で不安が高まっているという。デイリーNKの平安南道(ピョンアンナムド)の内部情報筋が12日、次のように伝えてきた。

「開城市場の商人たちは言うまでもなく、工業団地の製品や資材などを譲り受けて小売業を営んできた全国の市場の商人たちが、不安になっている。とくに工団で働きながら生計を立てていた労働者とその家族を直撃している」

工団労働者の暮らしを直撃

北朝鮮当局は、「出勤せずにとりあえずは待とう。生活の保障はしてやる」と言っているという。しかし、韓国の関係者が、撤退したという情報を聞いた一部の住民からは「誰が給料を払ってくれるのか?」と、疑問の声が上がっている。