朝鮮人民軍(北朝鮮軍)が、相変わらず「飢える軍隊」であることを象徴するような殺人事件が起きた。きっかけは「軍服」だった。

北朝鮮の金正恩第1書記は2013年12月に開かれた「人民軍哨兵大会」で「思想だけでは絶対に戦争に勝てない」「軍人たちは、よく食べさせなければならない」と発言。これに基づき、軍人への食料配給は一時的に増えたが、すぐすぐに減ってしまい、ぬか喜び同然の状態となってしまった。

理由は中間級指揮官が、配給された食料のほとんどを市場に横流しするからだ。

軍需物資さえも市場へ横流し

米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の両江道(リャンガンド)の情報筋によると、軍へは、コメとトウモロコシが7対3の割合で配給される。指揮官は、コメのほとんどを市場に横流しし、代わりにトウモロコシとジャガイモを買う。

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