コメ1キロでトウモロコシ3.5キロが買えるので、差額を横領する。また、配給された魚もほとんどが市場に横流しされるので、値崩れを起こしたという。
その結果、地元の10軍団の末端の兵士たちが毎日食べされられるのは、トウモロコシにジャガイモの混ざったものだけになる。これでは立つことすらままならず、その結果、農場での略奪行為などを誘発する。
こうした中間指揮官の横流しが、ついに軍人同士の殺人事件へと発展した。
咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると1月17日、清津(チョンジン)市の羅南(ラナム)市場で、兵士7人が別の兵士3人を襲った。うち1人は死亡し、当局が捜査に乗り出したが、容疑者の逮捕には至っていない。
軍服めぐり殺人事件が発生
被害兵士3人が襲われた理由は、なんと「本物の軍服を奪うため」だった。