北朝鮮の核実験をめぐり、周辺国や国連の動きが慌ただしい。
日米韓3カ国の首脳は、電話会談を通じて連携を確認。核実験に対する報復として、韓国は8日正午から、対北朝鮮宣伝放送を再開した。昨年8月に起きた地雷爆破事件の際に、北朝鮮が放送に猛反発したことから、またもや南北軍事衝突の危機が高まるかもしれない。
(参考記事:北朝鮮体制の急所を突いた「対北拡声器放送」…揺らぐ金正恩体制への忠誠心)中国もまた、北朝鮮に手を焼いている。そもそも、金正恩氏はかねて中国への反感を表していたと言われ、今回の核実験も中国をターゲットにしていたふしがあるのだ。
(参考記事:「中国の奴らに思い知らせてやる」金正恩氏が爆弾発言か?)(参考記事:金正恩氏が中国に仕掛けた「核のワナ」)
北朝鮮は水爆実験の翌7日、北朝鮮は核実験を正当化する論説を展開しているが、そのなかに気になるくだりがあった。