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「これまで、米国の核脅威・恐喝を受けるわが国をどの国も救おうとしなかったし、同情もしなかった」

米国だけでなく、国際社会に責任があると言わんばかりの主張だが、「どの国も」というのは実は、中国に対する当て付けではなかろうか。反米を声高に叫ぶ裏には、友人のふりをして手を差し伸べるふりをしながらも、決定的な局面では、冷たい態度を取る中国に対する反発が隠されているようだ。

昨年8月、金正恩氏は、反中感情をむきだしにした爆弾発言をしたという情報がある。また、金正恩氏だけでなく、北朝鮮の指導層のなかでは中国に対して「上から目線で先輩風を吹かせる」と反中感情は根強い。