北朝鮮は表向き、「風俗産業」が存在しないことになっている。しかしその実、「草の根資本主義」の広がりとともに、最も発展を遂げているのがこの分野かも知れない。

その主役は、北朝鮮の新興富裕層「トンジュ(金主)」だ。別名「赤い資本家」とも言われる彼らは、不動産や裏ビジネス、そして国家の建設事業の利権などに深く食い込みながら、猛スピードで資本主義化する北朝鮮経済を牽引している。

そのトンジュたちは、大規模なサービス施設を備えた銭湯、いわば「スーパー銭湯」の運営にも参入している。ここには、別料金を出せば利用できる「秘密のVIPルーム」があり、幹部達の不倫、そして売春の現場になっているという。つまり、事実上の「ラブホテル」と化しているのだ。

(参考記事:ラブホテル化する北朝鮮のスーパー銭湯

「夜の奉仕」専門集団とは

北朝鮮では、経済難を背景にした「生計型売春」が多いが、最近では携帯電話欲しさに売春する女子大生まで登場している。