北朝鮮では原則として自動車、オートバイなどの車両の所有は個人には認められていない。車両は重要な生産手段だからというのがその理由だ。そこで、機関、工場、企業所の名義を借りて登録する形を取ってきたが、それを取り締まろうとする当局とのイタチごっこになってきた。

中国産バイクで鴨緑江沿いを疾走する北朝鮮の男性
中国産バイクで鴨緑江沿いを疾走する北朝鮮の男性/2007年撮影:デイリーNK

当局は、昨年7月にも個人所有のオートバイをすべて没収する措置を取った。理由は「ガソリンの無駄遣い」。これに対して、部品を外して故障を装い、取り締まりを逃れようとする人も現れた。こうしたなか、なぜか当局は個人所有禁止の方針を撤回したと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。