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金正恩第1書記が、政権についてから、北朝鮮当局は、華僑を「体制を脅かす勢力」と認識するようになり、監視対象としてきた。こういう状況を嫌って北朝鮮を見限り、中国に移住する華僑が増えている。正確な統計はないものの、80年代中頃までは2万人を超えていた北朝鮮在住華僑の数は、5400人まで減少していると伝えられている。

また、子どもを中国の大学に留学させる華僑も多いが、電話や手紙でのやり取りが多いことも、スパイ容疑につながった一因と見られる。