今年は、個人耕作地でのコメが豊作となり、大量の米が市場に流入して価格が下がっていた。ところが、今回の取り締まりでコメの流入量が減少したため、11月には1キロ4700北朝鮮ウォン(約70.5円)だったが、今月に入ってからは5500北朝鮮ウォン(約82.5円)まで上がっている。

コメ価格の上昇は平城(ピョンソン)、咸興(ハムン)、恵山(ヘサン)など全国に広がり、庶民を苦しめている。

コメを奪われた商人は当然怒り心頭だが、今回の取り締まりが来年7月の朝鮮労働党第7回大会に向けた動きだという観測もあり、不平を口に出すことすらできずにいる。

ワイロで骨抜き

住民たちは、今まで数年間取り締まりはなかったのに、なぜ急にこんなことをするのかわからないと首を傾げている。「労働党大会の時に、住民にコメを配給するために奪っているのではないか」と見る向きもある。

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