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今年6月、北朝鮮当局は過去100年で最悪の干ばつにより農業被害が生じていると報じていた。しかし、デイリーNKの両江道(リャンガンド)の内部情報筋は「穀物生産量は水害や日照りにもかかわらず、平年の水準を維持。さらに個人耕作地は豊作だ」と伝えてきた。

情報筋によると、どこからも凶作の話は聞こえてこず地元の協同農場の幹部も「水害や日照りの影響がさほどなかった」と語っているという。

去年より豊作の声も

むしろ、個人耕作地の持ち主がポンプや水車を設置して、田畑に水を絶やさないように努力したかいあって「去年より豊作だ」という声があちこちから出ているという。