北朝鮮で「出身成分」という言葉がある。いわゆる「身分」を指す言葉であり、出身成分に基づいた「身分制度」が今でも現存する。当局はその存在を決して認めようとしないが、多くの脱北者の証言により、その存在は明らかになっている。

新年の辞貫徹平壌市群衆大会(画像:労働新聞)
新年の辞貫徹平壌市群衆大会(画像:労働新聞)

一生を左右する身分制度

土台或いは成分と呼ばれるこの身分は、北朝鮮に暮らす人に一生ついてまわる。就職、進学での差別的な扱いはもちろんのこと、政治集会などでも自分の身分を思い知らされる。