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こんにち、米国がわれわれの平和協定の締結をあくまでも拒否し、朝鮮半島の情勢を緊張激化させているのはこの地域に対する自国の覇権主義的野望と決して無関係ではない。

わが共和国に対する米国の露骨な敵視政策と、次々と強行される大規模な合同軍事演習、そして核打撃手段の南朝鮮への搬入などはすべて朝鮮半島で対決と緊張激化の悪循環をもたらしており、それをきっかけにしてアジア太平洋地域での軍備競争と緊張状態がいっそう強化されている。

ロシアのモスクワ国立国際関係大学専門家のアンドレイ・イワノフ氏がある会見で、「平壌を相手に繰り広げるすべての騒動は北朝鮮の核脅威を口実にして米国がアジア太平洋地域で軍事力を拡大し、ミサイル防御システムを構築するためである。問題は平壌ではなく、北京とモスクワを狙ったワシントンの野望のためである」と暴いたのは決して理由なきことではない。

これらすべてのことは、米国が唱えている朝鮮半島の非核化会談というのが過去もそうであったが、今もきわめて虚しいものであり、朝米間の平和協定を締結することだけが朝鮮半島問題解決の最も賢明な方策になるということを明々白々に実証している。

朝鮮半島緊張激化の張本人、主犯である米国との平和協定の締結を先行させなくては朝鮮半島で真正かつ、恒久的な平和を保障することができず、米国を含む関係諸国が関心を寄せている他のいかなる問題も解決することができないであろう。

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米国はこれ以上、「北の核廃棄」と無謀な核対決騒動に執着せず、停戦協定を平和協定に切り替えようというわれわれの重大提案に慎重に対し、早いうちに対処すべきであろう。