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平和協定の締結が朝鮮半島問題解決の急務になるのは、朝鮮半島の非核化に向けた長期間の対話努力が失敗に幕を下ろしたことにも関連する。 われわれはかつて、非核化の問題を先に論議すべきだという関係諸国の主張を考慮して6者会談で非核化論議を先にしたこともあり、また、核問題と平和保障問題を同時に論議したこともある。

しかし、それらすべてのことは失敗を免れられず、たとえ一時、部分的な合意が遂げられたことがあっても、その履行にはつながらなかった。 今も、米国はわれわれに対する対朝鮮敵視政策を執ように追求しており、増大する軍事的挑発で朝鮮半島の情勢を緊張激化させている。

われわれが米国に平和協定締結の立場を再び闡明したこの時刻にも、原子力空母「ロナルド・レーガン」号を巡洋艦、イージス駆逐艦と共に釜山の沖合いに送り込んで南朝鮮海軍とのいわゆる大規模の連合海上訓練を行っている。

このように、われわれに対する絶え間ない核恐喝策動と核戦争演習に執着している米国がいまも非核化が優先順位だとし、われわれに核を放棄して会談のテーブルに出ろというのはそれこそ、強盗さながらの論理であり、侵略者ならではの単なる詭(き)弁にすぎない。