中国のインターネットで北朝鮮に関する「ある変化」が起きている。

金正恩第1書記を揶揄する「金三胖」というキーワードが検索不可能になったのだ。「金三胖」とは「金氏の3代目の太っちょ」、まさに金正恩氏を指した言葉である。

中国のネットで金正恩氏の評価は高くない。それどころか、公式画像や動画を加工して揶揄されるなど、金正恩氏は嘲笑の対象になっている。

こうした風潮に業を煮やした北朝鮮側が、10月10日に行われた朝鮮労働党70周年記念軍事パレードに出席した中国共産党序列5位の劉雲山氏に「中国のネットでわが国の最高指導者(金正恩氏)に対する誹謗中傷をやめてほしい」と要請した可能性が高い。

ただし、デイリーNKジャパンで実際に検索してみたところ、確かに「金三胖」はNGだったが、「金家三胖(金家の3代目の太っちょ)」など言葉を変えると、普通に表示された。いくら中国がネット規制をしているとはいえ100%の検閲は困難なようで、あまり効果はないようだ。