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米軍高官らがしきりに「あれは危ない」との発言を繰り返しているのに対し、韓国側は「まだ試射も行われていないのに……」と慎重な姿勢を取っているのだ。

こうした状況について、韓国メディアの中には、「米国はTHAAD(サード=高高度ミサイル防衛体系)の韓国配備を進めるため、いたずらに危機を煽っているのではないか」と見る向きがある。韓国の朴槿恵政権が、THAADの韓国配備を進めたい米国と、それを嫌う中国との間で板挟みになっているためだ。

北朝鮮の軍事パレードを見る視線は、韓国と米国、そして中国もそれぞれ微妙に異なっている。新たな安保法制をもって朝鮮半島情勢にのぞむ日本もまた、これから独自の視点を持つことになるだろう。