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KN-08は2012年、故・金日成(キム・イルソン)主席生誕100年を祝う4月15日の軍事パレードで登場。翌年の朝鮮戦争休戦60周年の式典(7月27日)でも披露された。

その際にはミサイルの先端がとがった形をしていたのだが、今回は形状に変化が見られた。

ミサイルの先端が丸みを帯び、弾頭の容量が大きくなったように見受けられるのだ。このように改良する目的は、より多くの爆薬を詰め込むためか、小型化した核弾頭を搭載するためである可能性がある。

パレードを実況中継した北朝鮮の朝鮮中央放送は、「多種化、小型化した核弾頭を搭載した戦略ロケットが敵の牙城を火の海にする報復の意志を持っている」などと紹介していることから、改良型の

KN-08を登場させた意図が、核の小型化を誇示するためであるのは間違いないだろう。もっとも、KN-08の脅威度については、以前から異なるふたつの見解が存在する。