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こうした中国共産党の動きは、金正恩氏のミサイル発射を断念させるためだった可能性は充分にある。もちろん、今後、北朝鮮がミサイルを発射する可能性は残されているが、中朝関係が改善すれば、金正恩氏は核・ミサイルという刀を鞘に収めるかもしれない。

そして、張成沢処刑以後、冷え込んでいた中朝関係が改善すれば、日本だけでなく国際社会は、金正恩体制に対するアプローチをまたもや見直さなければならなくなる。