しかし、最近になってスマートフォンでイントラネットにアクセスが可能になり、ユーザーが急増。情報筋によると、見栄っ張りな北朝鮮人らしく「労働新聞や映画、音楽をダウンロードして、公共の場所でこれ見よがしに視聴する」とのことだ。
一般住民でも頑張れば、なけなしの金をはたいて2500人民元(約5万円)もする高価なスマートフォンの購入はできるが、さすがにイントラネットの通信料は負担が大きい。現状の料金システムでは、無料使用分を超えると、なんと100倍の料金がかかる。それも、先払い制で一定限度を超えると通話やメール送信ができなくなり、肝心な時に使えない。
つまり、ダウンロードした動画を見らること自体が「リッチな証」であり、人前で見る優越感は格別なようだ。さらに、幹部らにとってイントラネットにアクセスすることは、単に「見栄を張る」以上の意味がある。