米国・ニューヨークで開かれている第70回国連総会に参加した李洙墉(リ・スヨン)外相は1日(現地時間)、基調演説を通じてミサイル発射と核実験をアピール。同時に米国に対し、朝鮮戦争の休戦協定を平和協定に移行させるよう迫った。
李外相は、「平和的宇宙開発は、国際法に基づいて指定された主権国家としての自主的権利」としながら「平和的な人工衛星の発射を禁止する不当な行為に対しては、すべての自衛的措置として、最後まで強硬対応して尊厳を守りするのが共和国政府の確固不動の決心であり立場だ」と主張。核実験についても「アメリカの敵視政策と核の脅威に対処した自衛的措置」と述べた。
8月の南北の軍事的緊張の高まりについて「小さな挑発によっても緊張が高まって関係が凍りつくのが、米国が休戦協定を平和協定に変えることに同意するなら、共和国は朝鮮半島で戦争との衝突を防止するための建設的な対話を行う用意がある」と米国へ対話をするようにアピールした。
朝鮮中央通信が伝えた、李洙墉外相の演説詳細は次のとおり。