北朝鮮の労働新聞は19日、米国のパウエル元国務長官が6日(現地時間)、米NBCニュースの時事討論番組で「北朝鮮とイランが核兵器を使用することは自殺行為」と述べたことに対して非難した。朝鮮中央通信が報じた。
同紙は、署名入りの論評で「官職をやめて人生の黄昏期を送っている彼(パウエル氏)が、共和国の核保有の目的をむやみにまどわして意のままにけなし、世論化することについては問題視せざるを得ない」としながら、「われわれの核兵器は、朝鮮半島の平和と朝鮮民族の安全を守る万能の霊剣である」と強調した。
さらに、「米帝侵略軍の基地、南朝鮮駐留米軍基地はすでに、われわれの第一の打撃目標になっているということを強く警告したことがある」と主張しながら、「 パウエルの言動は、核恐怖症にかかった弱者の空威張りである」と非難した。
朝鮮中央通信に掲載された記事全文は次のとおり。