朝鮮戦争史跡地を現地指導する金正恩氏/2015年6月9日付労働新聞より
朝鮮戦争史跡地を現地指導する金正恩氏/2015年6月9日付労働新聞より

北朝鮮の労働新聞は8日、金正恩第一書記が朝鮮戦争(祖国解放戦争)史跡地を現地指導したことを報道した。現地指導には、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)氏、崔龍海(チェ・リョンヘ)氏、李載佾(リ・ジェイル)氏が同行した。

現地指導で金正恩氏は、故金日成氏の朝鮮戦争における業績を次のように称えた。

主席(※金日成氏)は過去の祖国解放戦争の時期、外部では米帝をかしらとする帝国主義連合勢力を打ち破らなければならなかったし、内部では朝鮮革命を抹殺するために血眼になって狂奔した米帝の雇用スパイと反党分派分子の陰謀をそのつど粉砕しなければならない秘密のない戦争を行った。

「反党分派分子の陰謀をそのつど粉砕」という言葉の裏には、今後も「最高尊厳に刃向かう者は無慈悲に粛清する」という意味が込められているようだ。正恩氏は、最高指導者となって以後、幹部たちを相次いで粛清している。

正恩氏は今回の現地指導で、胸にバッジ(肖像徽章)をつけていない。

朝鮮戦争史跡地を現地指導する金正恩氏/2015年6月9日付労働新聞より
朝鮮戦争史跡地を現地指導する金正恩氏/2015年6月9日付労働新聞より

今回の現地指導と同じ白の開襟シャツスタイルで児童施設を訪問した時(2日付労働新聞報道)には胸にバッジをつけているが、朝鮮人民軍傘下の生物技術研究院の現地指導時(6日付労働新聞報道)では、つけておらず、2回連続でバッジをつけずに現地指導したことになる。

李雪主夫人もバッジ無しで公式舞台に登場することが多いが、その理由は、彼女のファッションに対するコダワリと思われる。正恩氏がバッジをつけない理由は不明だが、実は「その時のきまぐれ」かもしれない。

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