「反党分派分子の陰謀をそのつど粉砕」という言葉の裏には、今後も「最高尊厳に刃向かう者は無慈悲に粛清する」という意味が込められているようだ。正恩氏は、最高指導者となって以後、幹部たちを相次いで粛清している。
正恩氏は今回の現地指導で、胸にバッジ(肖像徽章)をつけていない。
今回の現地指導と同じ白の開襟シャツスタイルで児童施設を訪問した時(2日付労働新聞報道)には胸にバッジをつけているが、朝鮮人民軍傘下の生物技術研究院の現地指導時(6日付労働新聞報道)では、つけておらず、2回連続でバッジをつけずに現地指導したことになる。