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賄賂と拝金主義が蔓延る北朝鮮では「将軍様の指示もカネ次第」などと揶揄されるが、秘密警察にあたる「国家安全保衛部」でさえも、取締を収賄の絶好のチャンスとして利用している。

携帯電話で赤ん坊を撮影する男性
携帯電話で赤ん坊を撮影する男性(画像:読者提供)

両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋によると、最近、保衛部は、国内情報が外国、とりわけ韓国に流れるのを防ぐために携帯電話への監視と盗聴を強化している。

運悪く保衛部の取締にひっかかった住民は、案の定取り調べの過程で巨額の賄賂を要求される。