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日本や韓国に比べて降水量が少ない北朝鮮では、農業事業において灌漑が重要になる。北朝鮮の「気象水文局(気象庁)」は、今年の降水量が通年の半分から7割に留まると予報。これを踏まえて北朝鮮当局は、「全党、全国、全民が総動員で日照りの被害を防ごう」とのスローガンを掲げて全国的に灌漑工事をはじめたと平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋が伝えてきた。

人々は9・9節に向けて壁を直す工事をしていた
擁壁を直す工事に動員されている住民たち。