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ロイター通信によると、北朝鮮の玄鶴峰駐英大使は20日、英スカイニューズのインタビューで、「米国は核兵器による攻撃が行える唯一の国ではない」と発言。スカイニューズの、これは北朝鮮は現在、核ミサイルを発射する能力をもっているということかとの質問に対し、「いつでも発射できるということだ」と答えたという。

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北朝鮮の中距離弾道ミサイル「ノドン」

もっとも、これは北朝鮮が以前から言っていることだ。

朝鮮人民軍総参謀部スポークスマンが3月1日付で発表した声明では、「米帝とその追随勢力が通常戦力による侵略戦争をしかけてくるなら朝鮮式の通常戦争で、核武力による侵略戦争を挑発するなら朝鮮式の強力な核打撃戦で、サイバー戦による『崩壊』を試みるなら朝鮮式の絶妙無双のサイバー戦で米帝とその追随勢力の最終の滅亡を早める」とまで言っていた。この声明は北朝鮮側の要望により、国連の公式文書となっている。

また、朝鮮労働党機関紙の労働新聞は2013年3月7日付の米韓合同軍事演習などを非難した記事で、「先に核のスイッチを押しても責任はない」とし、先制核攻撃の可能性をほのめかしたこともあった。