シリア政府軍が、米軍の無人機「MQ1プレデター」1機を撃墜したという。日米の主要メディアが18日、シリア国営メディアを引用して報じた。米当局者も、無人機との連絡がシリア上空で途絶えたことを認めている。
ロイター通信によれば、シリアの国営メディアは、ラタキア県で軍が「敵対的な米国の無人偵察機」を撃墜したと報じたという。
米国主導の有志連合は、シリア領内で武装勢力「イスラム国」(IS)対する空爆を行っているが、シリア政府軍によって米軍機が撃墜される事態は初めて。
シリア政府軍は北朝鮮が輸出した携帯型対空ミサイルなどを装備しているとされる。
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人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面一方、カーター米国防長官はIS掃討のために米軍が訓練するシリアの反政府勢力について、アサド政権のシリア政府軍と交戦する際にも、何らかの形で軍事支援を行う考えを示している。